あいさつと笑顔があふれ、子供が輝く学校
~魅力づくり 環境づくり 人づくり~
令和7年度あいさつ
「あいさつと笑顔があふれ、子供が輝く学校」を目指して
~はぐくもう 石神MIND~
校長 長尾 友一
桜が満開のもと、令和7年度は新1年生56名が入学し、全校児童数506名、20学級でスタートしました。お子さんの御入学・御進級、心よりお祝い申しあげます。
私は校長の 長尾 友一(ながお ゆういち) と申します。前任の 大井 敏彰 校長のもと、一昨年度より教頭として在職した学校に改めて着任できたことの喜びとともに責任の重さを実感し、この石神小学校の伝統や業績を継承しつつ、さらに発展していけるよう、保護者、地域の皆様の御支援と御協力をいただきながら、教職員一丸となって、日々の教育活動を推進してまいります。
さて、学校教育目標「学び合い 心豊かに たくましく」のもと、令和7年度の目指す学校像を次のように設定しました。
『あいさつと笑顔があふれ 子供が輝く学校』~魅力づくり 環境づくり 人づくり~
〇児童1人1人が成長できる学校(人づくり)
〇教職員が生き生きと働く学校(魅力づくり)
〇教育環境が整い、潤いのある学校(環境づくり)
〇保護者・地域と共に歩む学校(コミュニティ・スクール)
「あいさつ」は子供が心を開き人とのかかわりをもつ指標、「笑顔」は学校生活への喜びや安心感を示す指標とし、子供たち姿を捉えながら教育活動を展開してまいります。また、令和4年度よりPTAや地域と連携して発足した「あいさつの町 石神プロジェクト」にも取り組んでおります。あいさつができる児童の育成をとおして、礼儀正しい態度だけでなく、お互いに心を開き、進んで関わり合える態度を育むことで目指す学校像の具現化を目指します。子供たち1人1人が自分らしく輝き成長することができる学校づくりに努めてまいりたいと思います。
また、目指す児童像を「はぐくもう 石神MIND~自分らしさと思いやり~」としています。前任の大井校長は柔道の経験を通じて、「石神MIND」を掲げました。日本柔道連盟によると、柔道を通じて人格を育てるにあたり、4つの大切なものがあるとのことです。
M…Manner(礼節)
お互いが気持ちよく過ごせる世の中に
I…Independence(自立)
いつも感謝の気持ちをもって、自分で考えて行動できるように
N…Nobility(高潔)
いつも「正々堂々」と「正しい行動」で皆から信頼される人に
D…Dignity(品格)
誰からも尊敬される人に
この4つの大切なものを、本校の目指す児童像に置き換えると次のように設定しています。
M…あいさつや返事、場に応じた言葉遣いのできる子
I…正しい判断力をもち、自分で考えて行動できる子(最重要課題)
N…堂々と振る舞い、自分らしさを表現できる子
D…他者を思いやり、人の役に立つ行動ができる子
「M」は、「あいさつの町 石神」プロジェクトや日々の学校生活を通じて、人間関係を深め、他者を思いやることができるようにすること(「D」)。特に「I」の「自立」心は、すべての活動の土台となると考えています。小さなできたことの積み重ねを通じて達成感や満足感を得て、「自信」とし(「N」)、次の課題に向け「挑戦」しようと自分で考えて行動していくことができるようにする。人に言われて行ったことはなかなか身につけにくいものですが、自分で考えて行ったことは、失敗しても次への糧となり、成功すれば大きな自信となり、新たな課題への意欲となります。子供たちの小さな自信の積み重ね、大きく羽ばたくために、昨年度に引き続き、理科、音楽、外国語、家庭科に専科教員の配置し、4年生以上で学年内教科担任制による授業を行うことで、教科の専門性を生かした授業を展開してまいります。また、1人1台のタブレット端末を用いてQubena(キュビナ)やロイロノート等のアプリ型教材を効果的に活用しながら個別最適な学びや協働的な学びを充実させ、子供たちの学力向上に努めてまいります。さらには、業間外遊びの活性化や5・6年生を中心とした委員会活動や学校行事の充実など、発達段階に応じた教育活動を推進し、子供たちのたくましい体力や豊かな情操を養い、「知・徳・体の調和のとれた石神っ子」を育ててまいります。
保護者、地域の皆様には、引き続き御理解、御協力をよろしくお願いいたします。
新座市立石神小学校
〒352-0033
埼玉県新座市石神1-10-20
TEL 048-477-2152
FAX 048-482-6797